北海道大学医学部合格実績!高校2年に勉強開始で現役合格~後編~

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高校2年からのスタートで余裕を持って入試対策
英語は記述対策をメインに、国語はセンター対策
数学は少し難し目の問題にチャレンジ
物理は仕上げと化学は確実性のアップ
確実に得点を重ねて北海道大学に合格

高校2年から受験勉強を開始して、高校3年の夏には北海道大学の入試で勝負できる力が付いてきます。毎日勉強する習慣も付き、入試までに様々な対策が立てられる余裕が出てきます。自学自習というスタイルを貫いて合格を手にします。

高校2年からのスタートで余裕を持って入試対策

高校2年から始めた受験勉強で基礎的な事項の暗記や、基礎の定着などは高校2年のうちに終わらせることができ、高校3年の夏の北海道大学の記述模試ではB判定が出るなど、順調に力をつけています。あとは、取りこぼしをせずに確実に得点を取ることを目指すか、難しい問題にチャレンジして他の受験生に差をつけるか。

北海道大学の受験で勝負できる土台ができていることから、秋以降の直前期の勉強ではどのような対策を取るかという選択肢に余裕が生まれます。毎日勉強する習慣も付き、気持ちの上でも余裕を持って受験に向かえるということは大きなメリットです。

教科ごとに対策を変えて、どうしたら北海道大学の医学部に合格できるか、という明確な狙いを持って受験勉強に取り組んでいきます。

英語は記述対策をメインに、国語はセンター対策

英語では、国公立大学の過去問のうち良問を集めた参考書『CanPass』をひと通り終えた頃には、読解では北海道大学の過去問に十分対応できるレベルまで力が伸びています。

そのため、秋からは2次試験で出題される記述式の問題や英訳などに重点を置いた対策をメインに進めます。使った参考書は2つ。『英作文ハイパートレーニング 和文英訳編』は英作文が苦手な受験生でも英作文の基礎から実践的な内容まで勉強できるように書かれています。

英文和訳演習』は答案例、採点基準、採点例から自己採点をしながら実力を付けていく参考書です。これまであまり力を入れていなかった国語ではセンター対策や漢文の勉強に入るなど、勉強の範囲を広げる時間的な余裕も生まれています。

数学は少し難し目の問題にチャレンジ

数学は『CanPass』や『理系標準問題集』の復習を中心に。ここでも勉強の範囲を広げる余裕があるため、難化した場合や他の受験生に差を付けることを考えて『やさしい理系数学』にも取り組みます。『CanPass』は英語同様、国公立大学の過去問から良問を集めた参考書、『理系標準問題集』は理系入試で出題される標準的な問題を確実に解けることをターゲットにした問題集です。

やさしい理系数学』は解答に標準的な解法に加えて別解が収録されるなど、理系数学を極めたい受験生にはチャレンジしがいのある一冊

北海道大学を目指す場合には『CanPass』と『理系標準問題集』がきちんと出来ていれば合格点が狙えるため、まずは主にこの2冊を中心に取り組みます。

物理は仕上げと化学は確実性のアップ

物理は『名問の森』。入試問題の超良問を集めた参考書で、理系の国公立大学二次試験や私立大学の入試に対応しています。これまでに『良問の風』取り組んだことで十分に戦える力が付いていましたが、難し目の『名問の森』を時間を掛けて取り組み、仕上げに入ります。

化学は『化学重要問題集』で入試レベルの問題に取り組みます。『化学重要問題集』は標準的なA問題と応用問題中心のB問題で構成されていますが、確実性を上げるためA問題を徹底してやり込んでいきます。

リードLightノート』で勉強したことが身に付いていたため問題なく進みます。どの教科も北海道大学で勝負が出来ることを考えて、難関国公立大学や難関私大レベル参考書にはあまり手をつけず、標準的なレベルが確実に解けることを目標に進めていきます。

確実に得点を重ねて北海道大学に合格

冬に入ると北海道大学で勝負するための課題はほとんど終わっていました。あとは完成度を上げるか、難しい問題で点数を稼ぐか戦略を考えて課題を決めていきます。英語は完成度を上げることを選択。自由英作文の対策を固めていきます。

数学と物理は難しい問題で点数を稼ぐために『やさしい理系数学』と物理の『名問の森』を。化学は共通テストを重視した対策を進めて本番に向かいます。共通テストの目標は9割でしたが、実際には88%の得点。

現代文が100点満点中50点と失敗しますが、二次試験でカバーできる点数はキープ。共通テスト後は、過去問に取り組んだり問題集を解き直したりと、これまでの復習に徹します。順天堂大学は二次試験で不合格だったものの、北海道大学にはしっかり合格。目標を達成しました。

まとめ

高校2年から受験勉強を開始。始めは毎日勉強する習慣を付けることも目標に、苦しくてもこなしていくことで確実にステップアップしていきます。早いうちから基礎ができて入試で勝負できるという見通しがあったため、高校3年の夏など本格的に志望校を意識した入試対策では、対策方法の選択肢が広がり、時間的にも余裕が生まれます。

最終的にどこまで仕上げるかも重要なポイント。早いうちから志望校が決まっていたことから、確実に合格点を取りに行くか、他の受験生に差をつけるかという選択肢が生まれ、得意科目を生かして不得意科目を補う戦略を効率的に進めることもできました。とにかく、継続は力なり。およそ2年間に渡って毎日勉強した結果が、志望校への合格に結びつきました。

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